俳優の砂川啓介さんが11日に亡くなったことが18日、分かった。享年80歳。砂川さんの略歴は以下の通り。

 ◆砂川啓介(すながわ・けいすけ) 本名・山下啓一(やました・けいいち)。1937年(昭12)2月12日東京生まれ。成城高校在学中から演劇活動を始め、東京少年劇団で活躍。「足摺岬」などの映画に出演した。61年からはNHKの「体操のお兄さん」としても活躍した。「意地悪ばあさん」の万年役で出演した。幅広いタレント性を発揮し、日本テレビの「お昼のワイドショー」では司会を務めた。64年、番組共演が縁でドラえもんの声を務めた大山のぶ代と結婚。15年5月、ラジオ番組で大山が「認知症」であることを公表。また大山が実際は4歳年上で年齢詐称だったことも公表した。背景には姉さん女房に抵抗のあった時代背景をあげた。13年に自身が胃がんに発病したことも明かし、16年4月にも尿管がんの診断を受けた。