浦和レッズをやゆして炎上中の上西小百合衆院議員(34)について、芸能界からもさまざまな反応があった一週間だった。

 上西議員はサポーターに対しても「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのがムカつく。他人に自分の人生乗っけてるんじゃねえよ」などとツイートしている。大のサッカーファンとして知られるお笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(48)は18日、日本テレビ系「スッキリ!」で「そういいながら、自分はドルトムントファンと言っている。それ、一緒じゃん。自分棚に上げちゃだめだよ」と、手厳しいコメントを残した。

 俳優の梅沢富美男(66)は19日、フジテレビ系「バイキング」に出演。話題が上西議員の話になると「この話やめようよ、こいつの話をするとイライラする」とバッサリ。次第にヒートアップし「だいたい言っていいことと、悪いことがあるんだよ。本人は言っていいことも悪いことも平気で言うっていうけど、軽率に言うなよ。そりゃ頭にくるだろ、ファンだって。政治家を遊びでやっているのかなんて言われたらお前も怒るだろ」とまくし立てた。

 お笑いコンビ、おぎやはぎの小木博明は19日放送の「バイキング」で「ファンもあそこでそんなに熱くならなくてもいいのかなと。上西さんだから」「上西さんを相手にする必要ないと思うんだよな。国会議員としても認めてないだろうし」と相手にしてもしょうがないと持論を展開した。

 タレントの北斗晶(50)も18日放送のTOKYOMX「5時に夢中!」で、「ファンの人たちって一生懸命、仕事をして、それでチケットを買ってくれる。一生懸命、応援してくれて、選手の頑張る姿を見て『自分も頑張ろう』とか思ってくれる。サポーターのみなさん、こういう人の言うことは何も気にしなくていい。相手にしない方がいいよ」と呼びかけた。

 お笑い芸人の土田晃之(44)は、21日放送の「バイキング」で、「番組でとりあげるのも意味が分からない。バカは相手にしない方がいい」「1回も賢いと思ったことがない」と切り捨てた。

 上西議員は22日にも「くたばれレッズ」と挑発するようなツイートをしている。事ここに至り浦和は公式サイトで「ファン・サポーターのみなさまにおかれましては、心情は十分にお察ししますが、こうした動きに反応することは、浦和レッズはもちろんのこと、Jリーグやサッカー界、スポーツ界にとってもマイナスになりますので、ぜひ自重いただきますよう、お願い申し上げます」と呼びかけている。