2日に配信が始まったアマゾンオリジナルビデオ「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」シーズン3の会見が同日、都内で行われた。

 出演者の中から、極楽とんぼ山本圭壱(49)ケンドーコバヤシ(45)プラス・マイナス岩橋良昌(38)が出席した。

 今年上半期の日本アマゾンランキング大賞のプライムビデオ総合部門で、第1弾が1位、第2弾が3位になった人気バラエティーシリーズの第3弾。ダウンタウン松本人志(53)の企画で、松本から指名された10人の芸人が参加費100万円を持ち寄って、同じ部屋に6時間入って笑わせ合う。笑ったら退場で、最後に残った芸人が優勝賞金1000万円を獲得する。

 参加芸人には、松本からの招待状が来る。06年に不祥事で吉本を解雇され、15年1月まで活動休止、昨年11月に吉本への復帰が許された山本は、吉本のトップに君臨する松本からの招待に「10年少々空いてしまったけど、断る理由なんてない。順番に来た仕事に全力であたるだけ。その日、死んでもいいという気持ちで頑張った」。コバヤシは「招待状なんて大阪の風俗の10周年以来。うれしかったです。松本さんの招待状は断れない。そんなことをしたのはバッファロー吾郎Aさんくらいですから(笑い)」。岩橋は「松本さんが僕のことを知っていてくれて、しかも(出演に)OKを出してくれて光栄です」と話した。

 作品についてのトークの後、女性司会者から「最後に一言」と言われたコバヤシは「税金を使っての不倫はよくないね」と、略奪不倫を報じられた今井絵理子参院議員のことを冗談でチクリ。山本が「グリーン車も税金なのかな」と応じると、コバヤシは「不倫はともかく、公費を使ったのはよくない」と生真面目な口調で言い切り、会場中を笑わせた。