タレントの木下優樹菜(29)が、素の自分を隠して無理してキャラを作っていた時期があったことを明かした。

 木下は9日放送の日本テレビ系「1周回って知らない話」に出演。夫でお笑いコンビFUJIWARAの藤本敏史のなれ初めや夫婦生活について語った。

 藤本とは番組共演で知り合った木下。その収録の空き時間に藤本から「お前みたいなヤツは強がってるけど、すごい甘えたかったり弱い部分があると思うから無理すんなよ」と声を掛けられたことに、「なんだコイツ!?」と思いつつも「もうちょっと詳しく聞きたいなと思って、初めて芸人さんと番号交換した」と振り返った。

 当時、おバカタレントとしてブレークしていた木下だが、結婚して間もない頃にはそんなタレントイメージを払拭(ふっしょく)しようとした時期があったという。「美女と野獣とかいって番組とかでもイジられるタイプだったのに、変に持ち上げられ始めちゃって。旦那にとってもちゃんとした奥さん的な感じでやった方がいいのかな」と悩み、素の自分を隠すように。しかし「ちょっと楽しめなくなりつつあった」と、自分らしさがなくなってしまうことへの葛藤もあり、ありのままの自分を出すようにしたと明かした。

 藤本との結婚後はケンカが絶えないそうだが、「めちゃくちゃケンカしてるので不満が残らない」と、それが夫婦円満の秘訣(ひけつ)だと語った。