歌手川嶋あい(31)が20日、都内でコンサートを行った。育ての母であるのり子さんの命日に行う恒例行事で、節目の15回目を迎えた。

 ファンを前に「03年に渋谷公会堂で行ったとき、スタッフと『10年やり続けられたら最高』と言っていました。まさかこんなに長く続けられるとは、当時の私は思ってもみませんでした」と振り返ると、「ちっぽけな私を音楽の道に走らせてくれた1人1人に、感謝の気持ちでいっぱいです。この空間に立ち会ってくれた皆さん、ありがとうございます」とあいさつした。

 また、今年を“デビュー15周年”として、時間をかけてさまざまな企画を用意してきたことも告白。しかし「3月くらいに、スタッフが『デビュー15周年は来年だ』って気がついたんです(笑い) ファンの方から突っ込まれるのを待とう、という雰囲気になったんですけど、誰も突っ込んでくれなくて…」と自ら打ち明け、会場の笑いを誘った。

 この間違いは、コンサートが「15回目」であることから起こったという。川嶋は「でも8月20日は、間違いなく15回目。また来年、いろんなことを考えて打ち出していけたらと思っています」と、命日のコンサートを続けていくことを誓った。