森川葵(22)が6日、都内で主演映画「恋と嘘」(古沢健監督、10月14日公開)の完成披露イベントに、北村匠海(19)佐藤寛太(21)らと出席した。

 少子化が進む未来の日本が舞台。遺伝子レベルでのマッチング(相手探し)システムで、政府が決めた相手との結婚を義務づけられた女子高生をめぐる、三角関係を描いた。物語になぞらえ、招待された観客から最適の相手を探すアンケートを実施したが、なぜか森川は女性ファンが当たり、「あれ? あれ?」と動揺。マッチングを担当した占い芸人ゲッターズ飯田(42)から「(合う男性が)いなかったです」と説明されると、「じゃあ、お友達からですかね。私でいいですか?」と苦笑いし、女性ファンと握手した。

 撮影現場では、佐藤がムードメーカーだったという。北村は佐藤について「小学生みたい。朝早くからマシンガントークでおもしろい話をしている」と明かし、「(クランクインから)3日で本性を出してきた。そんな寛太君がいたから、現場が明るく、楽しい撮影になった」とフォローした。

 佐藤は劇中で、政府に森川との結婚を決められたクールな御曹司を演じた。ひょうきんなキャラクターとは正反対な役どころのため、ファンに「(キャラを)気にせずご覧ください」と呼びかけ、笑わせていた。

 締めのあいさつを任された森川は、「今日は最良のパートナーを紹介されましたが、撮影期間中、この2人のようなすてきなパートナーに出会えました。このすてきな映画を1人でもたくさんに見てもらいたい」と話し、北村と佐藤に感謝した。

 ほか古沢監督が登壇した。