女優小泉今日子(51)が「第33回講談社エッセイ賞」を受賞し、14日、都内で授賞式に出席した。

 昨年4月に発売したエッセー集「黄色いマンション 黒い猫」が受賞。同書は、雑誌「SWITCH」で07年から連載の「原宿百景」をまとめた自伝的エッセー集だ。

 賞状や記念品を受け取った小泉は「初めてエッセーの連載を書いたのは20代の頃でした。その時に、演出家の久世光彦さんが『まだあなたは、今言っていい明るいことしか書いてないでしょ。いつかそうじゃないところまで書けるといいね』と言ってくださっていた。今回は、テーマはその時と一緒なんですけど、おっしゃってくれていたことが書けて楽しかった」と笑顔を見せた。

 また、今後についても「今回このような賞をもらえるなんて思ってなかった。これからも気を抜かずにきちんと生きていかなきゃと思います」と話した。