女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の12日放送第8話の平均視聴率が19・6%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 大阪で男たちに絡まれたてん(葵わかな)を救ったのは偶然にも見合い相手の伊能栞(高橋一生)だった。てんが大阪に行った理由を知った儀兵衛(遠藤憲一)は激怒し、藤吉(松坂桃李)からの手紙を燃やしてしまう。一方、倉庫全焼の藤岡屋には取引先から支払い要求が殺到。金策に走る儀兵衛に変わって対応していた新一(千葉雄大)は、無理がたたって倒れてしまう、という内容だった。