東宝が16日発表した2017年8月中間連結決算は、純利益が前年同期比37・9%増の228億円となり、中間期として過去最高を更新した。映画事業が好調で、昨年に劇場公開した映画「シン・ゴジラ」や「君の名は。」のDVDやブルーレイディスクの販売が貢献した。

 売上高に当たる営業収入も21・1%増の1392億円と過去最高を記録した。「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」や「怪盗グルーのミニオン大脱走」などがヒットした。

 18年2月期の業績予想は据え置いた。