女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の25日放送第21話の平均視聴率が20・9%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 第21話は、楓(岡本玲)と米の売上げで競うことになったてん(葵わかな)。最初は派手な呼び込みが裏目に出て苦戦するが、試食とメニュー提案をすることで売場は大繁盛し、楓に勝利する。思いがけないてんの商才に啄子(鈴木京香)は感心するが、藤吉(松坂桃李)は自分の不甲斐なさに落ち込む、という内容だった。