フィギュアスケートの元世界女王で、今年4月に現役引退した浅田真央さん(27)と姉の舞さん(29)が31日、横浜市内のスケート場で佐藤製薬のかぜ薬「ストナ」の新CM発表会に出席した。

 同CMは真央さんが引退後初めてスケートの撮影をしたもので、赤、青、黄のロングドレスのスカートをひるがえしながら華麗な舞いを披露している。

 司会者に自己評価を求められると、「自分で自分のことを言うのはどうなのかな…」とちゅうちょ。隣の舞さんから「ぐっと大人っぽく見える。妖精のようでした」と褒められると、「ありがとうございます」とうれしそうに話した。

 発表会の後は2人で子どへのスケート教室も行った。真央さんは「これからこういう機会が増えてくると思う。今日はスケートを楽しい、と思ってもらえるように教えました。子どもたちに夢を与えられるようになっていけたら」とスケート普及への思いもあらためて語った。

 現在は、12月の初マラソンに向けて特訓中。それが終わったら舞台やテレビ出演などで多忙の姉舞さんとともに「北海道で温泉とグルメを楽しみたい。雪の中で温泉に入りたいです」。北海道料理と白銀の露天風呂をごほうびにするつもりだ。