米倉涼子(42)主演のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜午後9時)の2日第4話視聴率が19・1%(関東地区)だったことが、6日、ビデオリサーチの調べでわかった。裏では大熱戦となったプロ野球の日本シリーズ第5戦(TBS系)が生中継されていた中での放送だったが、安定した高視聴率をあげた。初回は20・9%、第2話は19・6%、第3話は19・0%と推移している。

 

 米倉演じる「私失敗しないので」が決めぜりふの天才外科医・大門未知子の人気シリーズ第5弾。過去4シリーズの平均視聴率は、19・1%、23・0%、22・9%、21・5%と、全作通してゆるがない高視聴率は圧巻だ。今回、新キャストとして永山絢斗、陣内孝則、草刈正雄が出演。また、田中圭と段田安則が第1シリーズ以来の復帰。豪華布陣で今作もどれだけ視聴率を伸ばすのか、注目される。 

 

 第4話は、外科医・森本(田中圭)が婚活パーティーで意気投合した女性が重篤な肝臓がんを患っていると判明。東帝大学病院で手術することになるが、その女性は、蛭間(西田敏行)でさえも頭の上がらない「日本医師倶楽部」会長・内神田景信(草刈正雄)の娘・四織(仲里依紗)だった。四織は「森本先生以外の手術は絶対に受けない」と断言するが、腕に自信がない森本は、未知子(米倉涼子)を助手に指名する。ところが、未知子は「いたしません」の一点張りで…、という内容だった。