秋元康氏(59)がプロデュースを手掛ける「劇団4ドル50セント」が3日、東京・青山スパイラルホールで、プレ公演「The Making of $4・50 夢を見たけりゃ、目を開けろ。」を行った。

 AKB48グループや坂道シリーズの総合プロデューサーを務める秋元氏と、エイベックス松浦勝人代表取締役CEOが共同で立ち上げた劇団で、今年8月にお披露目された。プレ公演は、オーディションからこの日の公演までの実話をもとにした作品になった。

 元AKB48研究生から現役の植木職人まで、ほぼ演劇素人の30人が熱量で勝負する。秋元氏から「たくさんある劇団の中で、最も熱量のある劇団に」と教えを受けた。公演前の取材では、約15分の取材で、メンバーは「熱」というワードを10回以上も発した。稽古は、連日午前9時~午後9時まで行い、福島雪菜(18)が「100リットルくらい汗と涙が流れたんじゃないかというくらい」の熱量で、倒れるメンバーも続出したという。この日昼に行われた公開稽古でも、劇団内の派生ユニットでセンターの国森桜(18)が重圧から体調不良で途中で舞台を降りたが「本番は大丈夫です」と気合を入れた。

 来年2月8~12日に、東京・紀伊国屋ホールで旗揚げ公演を控える。秋元氏は「久しぶりに、まとまりのない未完成なプロセスを楽しんでいます。可能性というエネルギーにご期待ください」とコメントした。【大友陽平】