泉谷しげる(69)が10日、東京・松坂屋上野店本館6館催事場でアート展の内覧会を行った。

 20代で書いた漫画作品から、最近まで描いていたという未完成の絵など約100点を展示。これまでに10回を超える展覧会を行ってきたが、今回が最大規模の展覧会だ。

 「イタズラ描きで絵を描き始めたのが小3。中1で漫画家になろうと思った」という。20代の時には漫画雑誌に掲載された実績もある。

 「いやぁ~、疲れた。1~2日で1作を作ることもあったし、疲れたよ。ライブとテレビが忙しくて、ハッキリ言って片手間で描いた。それでも『スゴイ!』と言わせたい」と、音楽とアートの二刀流の実力を示した。

 今後、アートで挑戦したいのは「女性像」だと明言する。「女性を描くのはへただしすごく難しい。でもかっこいい女を描きたい」。

 最後には同年代へエールを送った。「団塊の世代は、お荷物です。でも、役立つジジイにならないといけない。体力が大切だ」。

 アート展は同会場で11~20日まで。