大みそかのNHK紅白歌合戦の出場者が16日、東京・渋谷の同局で発表され、三浦大知(30)が初出場の意気込みなどを語った。

 「(出演を)さっき聞いたばかり」と戸惑いぎみながら、「支えてくれたファンへの恩返しのできるパフォーマンスをしたい」と意欲を見せた。

 三浦にとって紅白歌合戦の印象は「歌の祭典、最高峰」。20周年の節目にそのステージに立てることに「光栄です。1年の終わりと始まりを担っているすばらしい場所で、1人の視聴者としても楽しみです」と笑顔を見せた。

 ダンスボーカルユニット「Folder(フォルダー)」のメンバーとして97年にデビュー。05年にソロに転向をした後は、パワフルな歌唱力と抜群のダンススキルを武器に実績を積み重ね、「最も歌って踊れる男性ソロアーティスト」と呼ばれるほどに成長を遂げた。

 20周年を迎えた今年1月発売のシングル「EXCITE」がオリコン週間ランキングで初の1位を獲得するなど知名度も一気に上昇。3月には地元沖縄で初の凱旋(がいせん)ライブを実施。8月には紅白会場となるNHKホールの隣にある代々木公園野外ステージで無料ライブを行い、紅白へ「もちろん、呼んでもらえれば出たい」と話していた。