マツコ・デラックス(45)が、黒人差別と受け取られかねない発言で批判を受けている自民党の山本幸三・前地方創生担当相(69)について「大問題」だと語った。

 山本氏は23日に北九州市で開かれた同党の三原朝彦衆院議員のセミナーで、三原氏が長年取り組むアフリカへの支援活動に触れた際、「何であんな黒いのが好きなんだ」などと発言。25日に「アフリカを表す『黒い大陸』ということが念頭にあり、とっさに出た。人種差別の観点は全くない。表現が誤解を招くということであれば、撤回したい」と釈明した。

 マツコは27日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」で、山本氏の発言に「『全く人種差別の観点がない』って言ってることが大問題な気がする。昔の人は平気で差別的な言葉を日常会話でボンボン言っていた世代の人もいるわけだから、ほんとに差別意識がないのかも知れないけど、それが問題」と指摘。「自分が全く他意なく言ってることが差別につながるっていう感覚がないのであるならば、もはやそういう人はこの時代の政治家には不向きなんですよ、って言っていることに気づいてない」と批判した。