日本テレビ系連続ドラマ、綾瀬はるか(32)主演「奥様は、取り扱い注意」(水曜午後10時)の29日第9話の平均視聴率が13・6%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べでわかった。前回第8話は12・4%。初回から11%を下回ることなく、好調をキープしている。

 本作は、正義感が強く、怒らせたら危険な性格のセレブ主婦の主人公が、街の悪人たちを次々に成敗していく物語。連ドラで主婦を演じるのは初めてとなる綾瀬が、異色のヒロインとして、本格的なアクションに挑戦している。

 第9話は、勇輝(西島秀俊)の突然の海外赴任の話に疑惑を深めた菜美(綾瀬はるか)は、小雪(西尾まり)に調査を依頼。勇輝の指示に従い、菜美に偽の情報を伝える小雪。そんな小雪の言葉を受けて菜美は勇輝の海外赴任への同行を決める。一方、安西(小関裕太)と一線を越えてしまい、横溝(玉山鉄二)の仕掛けた罠にはまってしまった優里(広末涼子)。京子(本田翼)にも横溝の魔の手は忍び寄っていた。そして勇輝と共に「理想の夫婦」を目指すことを決めた菜美は、起死回生の一手を打つ、という内容だった。