女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の29日放送第51話の平均視聴率が20・1%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 第51話は、東京からリリコ(広瀬アリス)が帰ってきた。てん(葵わかな)は、頼りない藤吉(松坂桃李)への不満を、思わずリリコにこぼす。一方、風太(浜田岳)は寺ギン(兵藤大樹)に気に入られ、大阪で働くことになる。そんななか、藤吉が息子の子守をリリコに任せてしまう。そんな藤吉に、てんはとうとう怒りが爆発する、という内容だった。