女優黒木瞳(57)が6日、東京・伊勢丹新宿本店で高級ジュエリー「グラフ」の「ディスカバー スパイラル」オープニングセレモニーに出席した。

 黒のワンピース姿に、ネックレスやリング、時計など総額10億円という宝飾品着用で登壇した。「ハイジュエリーは時々身につけることで引き締まります。気分も高揚しています」と話した。1日には生涯2冊目の写真集「Timeless」を発売した。「リチャード・アヴェドンやシンディ・シャーマンのような写真集を作りたいとここ数年、夜な夜な考えていました」といい、このタイミングで出版したことを「『今だ!』という自分の声が聞こえてきました」と笑顔で明かした。全ページモノクロがこだわりで「日常の切り取りではなく作品集にしたかった」。撮影は東京、千葉で行われたが、「出版社の方は海外でと提案してくれましたが、東京で勝負したかったので」とほほ笑んだ。同写真集でも8ページにわたってグラフのジュエリーを身につけた写真が掲載されている。

 今年は「多忙な1年でした」と振り返り、「月並みな言葉ですが、多くの方との出会いで数々の作品を作れたので、皆さんに支えていただいた1年です」。今年を表す漢字には「時」を挙げた。「24時間という時はみなさんと同じですけど、その中でできることを閉じこめた1年でした」と語った。