角田信朗(56)が11日、書泉グランデ(東京都千代田区)で新著「角田信朗の筋トレバイブル」の刊行記念イベントを行った。

 正道会館空手の最高師範であり、一昨年からボディビルに挑戦中の角田が筋トレの極意や食事例などを1冊にまとめたもので、8日から発売されている。この日は約60人の参加者の前にタンクトップ姿で登場し、「これまで興味がなかった人にも筋トレの素晴らしさを伝えていきたい」と語った。

 過酷なトレーニングと節制で彫刻のような筋肉美を作り上げているが、「ボディビルを始めてよかったのは健康になったこと。健康診断の数値が正常になった」と外見だけではない効果も明かした。アンチエイジングとは違う「ウェルエイジング」を広める活動も行っており、「年を重ねるのは素晴らしいこと」という。

 「筋トレはゴルフと一緒で、最初のやり方を間違えると効果が出ない。効果が出ないと楽しくなくなってやめてしまう。正しいフォームを覚えると効果が出て楽しくなり、続けられる。今回の本をきっかけにみなさんにぜひ筋トレを始めていただきたい」とPRした。