TBS系日曜劇場「陸王」(日曜午後9時)の17日第9話の平均視聴率が15・7%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は14・7%、第2話は14・0%、第3話は15・0%、第4話は14・5%、第5話は16・8%、第6話は16・4%、第7話は14・7%、第8話は自己最高の17・5%だった。

 池井戸潤氏の同名小説が原作で、経営危機の老舗足袋業者「こはぜ屋」がランニングシューズの開発に取り組む感動の企業再生ストーリー。15年ぶりの連ドラ出演となった役所広司(61)が老舗社長を演じている。

 第9話は、米国企業「フェリックス」の御園(松岡修造)からの買収案に悩む宮沢(役所広司)だったが、こはぜ屋の従業員たちの間でも意見が分かれていた。御園は、悩む宮沢を釣りへと誘う。仕事を離れて宮沢と心を通わせた御園だったが、アトランティスの小原(ピエール瀧)から会食へと誘われる。一方、茂木(竹内涼真)は「R2を履いてくれれば、資金面でも支援する」という小原の言葉に、本意ではないがR2を履くことを決意する、という内容だった。