2015年に解散したアイドリング!!!の元リーダーで、今日31日をもって芸能界を引退する遠藤舞(29)が胸の内を明かした。

 遠藤はツイッターで「私は所謂アイドルと言われることに昔から物凄く抵抗があった。私の中でアイドルとは芸能人という職種の人間がやるべき“芸”が、プロの域に達せず未熟で、その成長過程を楽しんでもらうものと考えているからだ。故に10代や20代前半でそれはアリだとしても、20も半ばを過ぎてそれは恥ずかしい事だとこの職についた時から思っていた」と葛藤があったことを明かした。

 2013年にグループを卒業し、ソロ歌手に転向したが、「私は未だに元アイドルの肩書きなしにはメディアに出られず、アイドル的な売り方をしなければCDも売れない。アイドルを卒業してから何年もたった今も、最近知り合った人にはアイドルという目で見られてしまう」という。その原因について「私の“芸”の才能が、アイドルの域を所詮超えられなかったからなんだと思う」と自己分析し、「自分の才能の無さに嫌気がさして、他の適する職業を目指す事となりました」と、引退を決意した経緯をつづった。

 引退後の進路については言及しなかったが、「また別の道で今度は未熟者を脱せるように頑張ります!」と意気込みをつづり、「最後まで未熟だった私を見捨てずに応援してくださりありがとうございました。自分自身が見切りをつけてしまったものすら諦めずに応援して下さり、感謝しています」と締めくくった。