X JAPANのYOSHIKIが、自身の洗脳を心配し、メンバーのToshIに相談していたことを明かした。

 YOSHIKIは12日放送のフジテレビ系「ダウンタウンなう」に出演。ToshIが自己啓発セミナーにより洗脳を受け、バンドを脱退した騒動を振り返った。YOSHIKIは当時、幼なじみであるToshIの異変に気づいていたという。「自分の知っているToshIじゃなかった。元々、ToshIってすごく純粋ですごく頭のいい人なので、そのToshIが決めたっていうことはきっと何かあるんだろうなと思ったんですけど、きっと“何か以上”のものがあった」と語った。

 YOSHIKIは、ToshIが自己啓発セミナーに傾倒するようになったのは当時バンドが海外進出を推し進める中でのプレッシャーやストレスが一因だったと推測。YOSHIKI自身も重圧に押しつぶされ、「どこかで自分もバンドを離れたかった」と、ToshIの脱退を受け入れた当時の心境を語った。

 今も多忙を極めるYOSHIKIだが、最近では疲れを癒やしに世界的パワースポットとされる米アリゾナ州・セドナを頻繁に訪れ、「シャーマン」と呼ばれる宗教的職能者に会っているという。そんな自身の行動を少し心配もしているようで、「去年とか今年も結構行ったんで、『あれ、俺大丈夫かな?』と思って、ToshIに会ったときに、『俺って大丈夫かな?』って」と相談したことを明かした。

 さらにYOSHIKIは、「一応、専門家じゃないですか」とToshIに相談した理由を冗談まじりに語り、ToshIからは「まだ大丈夫じゃない?」と言われたことを明かした。ToshIの洗脳騒動をさらりとネタにするYOSHIKIにダウンタウンらは大笑い。松本人志は「この人、変わってるわ~。おもしろい」と絶賛した。