女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の15日放送の第86話が20・4%(ともに関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、昭和には入り、世の中の好みも変わり落語より漫才に。風太(浜田岳)は漫才を売り出そうとするが、藤吉(松坂桃李)は落語を大切にしようと対立する。トキ(徳永えり)と進展しない風太はキース(大野拓朗)の力を借り英語でプロポーズするも失敗。そんな時、藤吉が倒れ意識不明の状態に、という内容だった。