神戸に今夏開場予定の演芸場「喜楽館」の名称をめぐり、不正疑惑が浮上した上方落語協会の桂文枝会長(74)が、館を運営する「新開地まちづくりNPO」の高(たか)四代理事長(70)に謝罪していたことが23日、分かった。

 文枝は、昨年末に不倫疑惑が報じられた56歳女性に応募させていたなどと、22日発売の「週刊現代」が報じていた。文枝とともに名称を決めた高理事長は「選考過程に不正はない」とし、文枝から「迷惑をかけた。喜楽館は一生懸命、応援する」などと謝罪があったと明かした。また、名称変更などの考えはないと明言した。