テレビ朝日系連続ドラマ「BG~身辺警護人~」(木曜午後9時)の1日第3話の平均視聴率が13・4%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べでわかった。第1話は15・7%、第2話は15・1%だった。

 木村拓哉(44)主演でボディーガード役に初挑戦。丸腰で危険に立ち向かう民間警備会社の敏腕ボディーガードを演じる。緊迫感あふれる作品の中で新境地に挑む。

 主人公、島崎章は中学生の息子と2人暮らし。かつて敏腕ボディーガードだったが、過去のある出来事をきっかけに工事現場の警備員になっていた。ところが勤務する民間警備会社が身辺警護課を新設するにあたって復帰を決意し、過去を隠して“新人”として着任する。当初は周囲から頼りないと思われていたが、卓越したスキルで警備対象者の身を守っていく。収録に向け、警備会社によるボディーガードの研修も受けた。

 あらすじは、深夜に緊急の警護依頼が舞い込み、招集をかけられた章(木村拓哉)ら日ノ出警備保障の身辺警護課メンバーたち。1度は身辺警護課を辞めた高梨(斎藤工)も復職する中、彼らに命じられた任務は人気タレント、かのん(三吉彩花)にボーナスとして支給する現金1億円の警護だった。急に引退したいと言いだし、姿を消したかのんを連れ戻すための金だという。現金輸送の経験もある高梨を責任者とし、かのんに会うため車で出発するが、行き先もはっきりしない任務に高梨は不信感を募らせる。その頃、警視庁SPの落合(江口洋介)は、厚生労働大臣の愛子(石田ゆり子)から日ノ出警備保障に警護を依頼するといわれ驚く。