テレビ朝日の大下容子アナウンサー(47)が、元フジテレビアナウンサー有賀さつきさん(享年52)の訃報を受け、共演時の印象などを語った。

 5日放送のテレビ朝日系「ワイド!スクランブル」は、有賀さんの訃報を伝えるとともに、有賀さんの父に直撃したVTRをオンエアした。有賀さんの父は病院から連絡を受けて初めて娘の死を知ったといい、「言葉になりません」と整理のつかない胸中を吐露。大下アナは「子どもを先に見送るというのが、どんなにつらいことかと、ほんとに思います」とおもんぱかった。

 大下アナは同局系「Qさま!!」で度々共演した有賀さんについて、「『プレッシャーSTUDY』は制服を着るコーナーなんですけど、有賀さんはご自分のセーラー服をいつもお手製で準備されて、番組を明るく華やかに盛り上げようという、すごくサービス精神のある方」と人柄をしのんだ。

 有賀さんは漢字検定準1級などの資格を持ち、「Qさま」でも活躍したが、大下アナは「娘さんが『ママが勉強するから私も一緒に勉強する』と。すごくお母様の頑張りに触発されているんだなと、ステキな親子だなと思っていたので、本当に急なことで、52歳で……」と、有賀さんと長女の関係について話しながら声を震わせ、「お悔やみを申し上げます」と悼んだ。