東海地区を拠点に活動する5人組グループ「MAG!C☆PRINCE(マジックプリンス)」の永田薫(21)と阿部周平(20)が24日、愛知県の愛・地球博記念公園モリコロパークで開催された「第1回CBCフレンドリーラン」でハーフマラソンを完走した。

 同大会は、第3のオリンピックと呼ばれ4年ごとに夏季・冬季の世界大会が行われるスペシャルオリンピックスの「2018年第7回スペシャルオリンピックス夏季ナショナルゲーム・愛知」へ参加費を寄付するチャリティーマラソン大会でマジプリは応援隊を務めた。永田と阿部は、過密スケジュールの中トレーニングを行い、ハーフマラソンに挑戦。アップダウンが激しいコースで本格的なランナーも参加する中、永田は1時間50分58秒、阿部は2時間21分26秒のタイムで完走。永田は「あらためて、みんなの応援が力になるなんてと実感しました。そのおかげで、2時間を切ることができて、自分でもびっくりしています。自身を越える喜びを感じました」。阿部は「2時間切るか切らないか、とか、僕には異次元の話。自分の中では完走できるかできないか、でした。なんとか自分を鼓舞して完走することができて、とてもうれしいです」と語った。

 会場にはスペシャルオリンピックス日本ドリームサポーターの小塚崇彦も来場。マジプリと親交のある小塚は永田と阿部の走りを「初マラソンにしては素晴らしいタイム。マラソンキャラでいけるのでは」と、たたえていた。