菊池桃子(49)が、杉咲花(20)主演のTBS系ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(4月17日スタート、火曜午後10時)で、杉咲演じる主人公江戸川音の母由紀恵を演じることが14日、分かった。

 「花のち晴れ~花男 Next Season~」は、05年と07年に井上真央主演でドラマ化された人気漫画「花より男子」の続編が原作。菊池演じる由紀恵は、夫が経営する大手化粧品メーカー「エド・クオリティ化粧品」が倒産して生活が一変し、音とオンボロなアパートで貧乏暮らしを強いられるが、裕福だった時の暮らしを忘れられず、行き過ぎた行動で音に叱られる役どころだ。

 菊池は、2012年8月から戸板女子短期大学で客員教授を務め、15年には政府の「1億総活躍国民会議」の民間議員にも選出されるなど、多方面に渡る活動でも知られている。同局を通じ「原作とドラマの台本を読み進めていくと、キラキラ輝く“花晴れ”の世界観に胸が躍りました。若者が輝く学園ドラマですが、大人キャストも魅力的に輝いて作品を盛り上げていきたいと思います。ドラマの中では娘の音ちゃんを愛情で包み込み、親子の絆もしっかりとお伝えしつつ、“花男”“晴れ”が作り出す、きらめくストーリーを楽しみながら丁寧に演じさせていただきたいと思っています」とコメントした。

 「花のち晴れ-」は、「花より男子」と同じ英徳学園高校が舞台。「花より男子」ドラマ版で松本潤演じる道明寺司が率いた大金持ち男子グループ「F4」が卒業して10年後の同校で、御曹司の神楽木晴(平野)が新たに「C5」を結成し、実は庶民であることを隠している江戸川音と、中川大志演じる音の婚約者・馳天馬と三角関係を展開する。

 音がバイトをしているコンビニの先輩店員・紺野亜里沙役を木南晴夏、天馬の実の母・馳美代子役を堀内敬子、天馬の父・馳一馬役をテット・ワダ、神楽木家の御曹司・晴を支える執事・小林孝役を志賀廣太郎、天馬の継母・馳利恵役を高岡早紀、晴の父・神楽木巌役を滝藤賢一が演じる。

 高岡は「ひとつの時代をつくった“花男”シリーズから10年が経ち、“花晴れ”の時代がやってきました。制作陣もこれから起こる事に“ワクワク”しているそうです。みんながワクワクしている現場に私も参加させていただけることにワクワクが止まりません。若者が困難に立ち向かい成長していく様を間近で感じられるなんて…。これから始まる撮影期間がとても楽しみです。みなさまもどうぞご期待ください!!」とコメントした。

 滝藤は「『花より男子』という伝説的な作品の新章に参加させて頂けることに、大きな喜びを感じております。役柄的に平野君以外の方とお会いする機会は少ないと思われますが、その中で何ができるのか模索し続けていたら、もう既に何周かいたしました…。平野君の未知なる可能性とセッションできるのが今から楽しみでなりません!」とコメントした。