モーニング娘。'18の尾形春水(19)が27日、公式サイトで、大学進学のためにグループから卒業すると発表した。春のコンサートツアー千秋楽となる6月19日、20日の東京・日本武道館公演をもって卒業する。

 サイトでは、所属事務所が「尾形は加入当初より大学進学を希望しており、高校3年生の2017年に4年制の大学を、受験いたしましたが、合格することはかないませんでした。それから1年、活動しながら受験勉強を続け、今年は4年制大学・短期大学を受験しました。3月の中旬に受験校の合否が出て、結果短大に進むことが決まりました」と明かした。

 合格発表後、尾形が親族とともに事務所と話し合いをしたという。事務所は「短大2年間のカリキュラムだと平日は朝から夕方まで授業があり、活動との両立が困難であること、そして短大での勉強を通して学びたい学問を定めていき、短大の課程を修了後、4年制大学へ編入したいという彼女の強い意志を確認しました。尾形の将来も見据えて、卒業という結論に至りました」と経緯を説明した。

 サイトには尾形のコメントも掲載された。モー娘としての活動にやりがいを感じながらも、「大学進学も諦めきれませんでした」とつづった。「進学が決定し、短大のカリキュラムが開示された段階で、活動と大学との両立の難しさに直面しました。また短大での勉強を突き詰めて4年生の大学へ進みたいという自分の気持ちもあったので、あらためてモーニング娘を卒業し勉学に専念したい、と事務所に相談させていただきました」と明かした。

 尾形は14年にモー娘に加入した12期生。牧野真莉愛(17)ら4人の同期の中で初めての卒業となる。「私はこの『卒業』という大きな決断を無駄にせず、自分の新たな目標に向かって頑張っていきたいと思います」とつづった。