元宮崎県知事の東国原英夫氏(60)が、オフィス北野の森昌行社長(65)に対し、たけし軍団内に“襲撃案”が持ち上がっていたことを明かした。

 11日放送のTBS系「ゴゴスマ」では、ビートたけしの事務所独立からオフィス北野の内紛騒動までを振り返った。今回の内紛騒動の背景には、森社長が映画事業を重視するあまり、芸人たちのマネジメントがおろそかになったことに対するたけし軍団側の不満もあったとされるが、元たけし軍団のメンバーである東国原氏は、森社長がテレビディレクター時代にバラエティー番組を担当していたという“素顔”を明かし、「バラエティーやお笑いに理解があった」と力説。「80年代の原点に戻って、事務所やバラエティーだとか、笑いに対して向き合ってほしい」と期待した。

 森社長とたけし軍団は今後協力して新体制構築に向けて話し合いを始めるとしており、騒動は収束に向かっているが、東国原氏は両者の和解をめぐり、つまみ枝豆(59)の対応を高く評価しているという。

 東国原氏は水道橋博士(55)から「(軍団内の一部で)森襲撃案があった」と聞かされていたことを告白し、そうした中で“武闘派”とうわさされるつまみが暴走してしまうことを心配していたというが、「よく切れなかった。よく踏みとどまった」と安堵(あんど)した。