TOKIO松岡昌宏(41)が10日、都内で主演するテレビ朝日系ドラマ「家政夫のミタゾノ」(20日スタート、金曜午後11時15分)制作発表会見に、共演の剛力彩芽(25)椿鬼奴(45)内藤理沙(29)余貴美子(61)と登壇した。

 16年に放送された同名ドラマの続編。松岡は家事全般を完璧にこなし、派遣先の家庭の問題を暴き解決する女装家政夫、三田園薫を演じる。1年半ぶりの続編決定に「またやろうと言ってもらえることが、役者として何よりもうれしいです」と喜びを語った。

 この日、松岡は女装姿で登場した。三田園としてのメークは久しぶりだが、「15分でできます。覚えてましたね」。29年来の付き合いというV6井ノ原快彦(41)には、「おふくろにそっくりだな、と言われました」と苦笑した。

 新人家政婦を演じる新キャストの剛力彩芽は、「パート1から見ていたので、ミタゾノワールドに入ることができてうれしいです」。三田園とペアを組み、何かと振り回される役どころだが「お芝居は素のリアクションに近いです。(三田園の)キレがハンパなくて、迫力がすごい」と笑った。前作に引き続き、家政婦事務所の所長を演じる余は「TOKIOの松岡さんに違和感を感じ、三田園さんにしっくりくる。困ったもんです」と苦笑い。会見にはヒョウ柄の派手な衣装で登場したが、自前のものであることを松岡から暴露されると「お付き合いしているボーイフレンドが変わったという設定です」と役作り? に熱心さを見せていた。

 ドラマの新展開として“三田園の結婚”を記者から提案されると、松岡は「結婚したら(ドラマが)終わっちゃいますよ。個人的には結婚して欲しくないかな」。自身の周囲ではV6岡田准一(37)森田剛(39)と、事務所の後輩に結婚が続いた。「めでたい。どんどん行きなさい」と祝福したが、自身については「全くないですね」と苦笑いしていた。