宇崎竜童(72)夏木マリ(65)May J.(29)Zeebra(47)が16日、東京・永田町の衆院第1議員会館で「高額チケット転売に反対するアーティスト・アスリートの要望を聞く会」に出席した。

 アーティスト側では、音楽ライブやスポーツ試合の人気チケットがオークションサイトなどで不正に高額転売されている現状を「ネット上のダフ屋行為に等しい」と指摘。現在の法制度では規制する法律がないため、早期の立法化が必要性だと強くアピールしている。

 ライブ・エンターテインメントの業界4団体を代表して意見を述べた宇崎は「これからデビューするアーティストのためにも、アーティストとお客さんの信頼関係を壊す高値転売はよくない」と訴えた。

 夏木は、高額転売がはびこった結果、客席がポッカリと空いていることもあると指摘。「時代に敏速な対応をしてほしい」と話した。

 ライブ・エンタテインメント議員連盟会長の元自民党幹事長の石破茂(61)は「今国会中に法案を通したい」と必要性を強調した。