俳優役所広司(62)松坂桃李(29)らが25日、都内で、映画「孤狼の血」(白石和彌監督、5月12日公開)完成披露舞台あいさつに出席した。

 主演の役所は「松坂くんとは映画では2度目の共演ですけど、今回はほとんど一緒にシーンで楽しかった。頼もしい俳優でした」。松坂は「役所さんとバディー(相棒)を組ませてもらったのが何よりの宝です」といい、「役所さんが使っているライターをいただきました。きっと見終わった時にいいなと思うような、濃厚な関係性は僕の中ですごく宝物です」と話した。

 この日、伊吹吾郎(72)ピエール瀧(51)江口洋介(50)竹野内豊(47)音尾琢真(42)真木よう子(35)中村倫也(31)阿部純子(24)の豪華キャスト陣に加え、白石監督(43)原作者の柚月裕子氏(49)も登壇。主催者の不手際があったが、白石監督は「いろいろと段取りがいまいちなところもありましたが、必ずや映画が吹き飛ばして見せますので、楽しんでいってください」とアピールした。