宝塚歌劇団月組公演「エリザベート」(8月24日~10月1日=兵庫・宝塚大劇場、10月19日~11月18日=東京宝塚劇場)の会見が8日、都内で行われた。宝塚で96年に初演され、これまでの上演回数は1001回、観客動員も240万人を超えた。歌劇団の小川友次理事長も「平成の宝物」という代表作。

 今回は黄泉の帝王トートに珠城りょう、エリザベートに愛希れいかのコンビで、珠城は「正直驚きました。自分にないものに挑戦できるのは役者冥利(みょうり)です。最高の作品にしたい」。この公演で退団する愛希は「幸せに思います。感謝の気持ちを込めて、私にしかできないエリザベートにしたい」と意欲を話した。