10日に第4回放送を迎えたディーン・フジオカ(37)主演のフジテレビ系連続ドラマ「モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐(ふくしゅう)-」(木曜午後10時)の平均視聴率が6・5%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 第1回から5・1%、5・7%で、前回が7・1%。

 フランスの作家アレクサンドル・デュマの小説を現代の日本に置き換えて映像化した復しゅう劇。

 小さな漁師町の漁師・柴門暖(フジオカ)が結婚式の当日に冤罪(えんざい)で逮捕。獄中に落とされた柴門は15年後、別人となって現れ、復しゅうを遂げていく。柴門の後輩を大倉忠義(32)、婚約者を山本美月(26)、先輩を新井浩文(39)、柴門を逮捕してどん底に突き落とすエリート警察官僚を高橋克典(53)が演じる。

 第4回放送内容は以下の通り。

 真海(暖から改名=ディーン・フジオカ)は復讐(ふくしゅう)のターゲットとなる人物たちとの再会を済ませる。ある土地開発プロジェクトの地鎮祭に神楽が妻の留美とともに出席。政治家の木島とつながりを持つ神楽は、次の国有地の取引を有利に運ぼうとしていた。神楽は留美を残して先に会場を出る。そこに真海が現れる。真海は留美に、自らのアパレルブランドを立ち上げようとしている青年の安堂を紹介。安堂の相談を聞いてほしいと、真海は留美を別荘でのランチに誘う。