いまや俳優としてひっぱりだこのリリー・フランキー(54)。カンヌ映画祭の最高賞作品「万引き家族」に出てレッドカーペットを歩いても、ひょうひょうとした抜け具合がまったく変わらないのがすごい。

 カンヌから帰国後、初めて報道陣の前に出るイベントでは、これまでと変わらないどころか、トークはパワーアップしていた。

 ジンをPRするイベントだったため、始まる前に3杯のジントニックを飲んで登場。実は、当日の朝7時半まで飲んでいたそうで、いわく「飲んで、寝て、ここに来たので、飲み屋から飲み屋にはしごしているみたい」。

 初対面という倉科カナへの視線もすごかった。倉科が行きつけのそば屋で1人で飲んでいると分かると、すかさず「どこのそば屋か教えて。俺も行きたい」とアプローチ。背中の開いた衣装を着た倉科を見て「背中もきれいなこと。後ろ回ったとたんにぶつぶつがある人多いのに」。極め付けは、倉科に「画像をけっこう集めてる。胸もあるんですね」。

 完全にセクハラの範ちゅうなのだが、倉科は何度も「リリーさんはどうしてそんなに色気があるんですか」と応じていた。

 映画の話題になって、ちょっとまじめな顔になっていたが、倉科に「いつか頑張って共演させていただけたら」と言われると、「その時は集めた画像をプリントアウトしていくのでサインしてください」。最後までリリーらしくて笑った。