菅野美穂(40)が、TBS系で13日午後8時から放送の「立入禁止の向こう側! ココから先は人間NG」で、約10年ぶりにバラエティー番組のMCを務める。

 番組は、旅行での観光はもちろん不可能でテレビでも放送されることのなかった、世界中の“立入禁止”な危険地帯に最新テクノロジーの力を借りて潜入し、その奥がどうなっているのか見てみようという冒険バラエティー。17年12月深夜に放送した第1弾は、琵琶湖の底から日本史上最深の古墳時代土器を発掘するなど驚きの成果を上げた。第1弾の好評を受けて、第2弾の放送&ゴールデンに初進出した。

 前回放送でもMCを務めた宮川大輔(45)は「映像にもビックリしたが、菅野さんがMCというのもビックリ」と、菅野とのダブルMCについて興奮気味に語った。

 番組では、かつての独裁者・チャウシェスクが行った強引な政策が原因で、史上最悪の環境汚染が発生した地域の1つ、ルーマニアの村・ジャマナに日本のテレビで初となる潜入取材を敢行。政府の役人が常に帯同しながらの厳戒態勢で行ったロケの中、スタッフが見たのは、村が存在していたとは思えない危険で劣悪な光景だった。かつてジャマナで生まれ育った人物も取材し、独裁者によって失われた思い出の場所を、最新のロボットカメラで探し出す。

 また、約100年前の噴火で島の半分に深刻なダメージを与えた、バヌアツ共和国のマルム火山の、マグマの撮影にも挑戦。リゾート地のバヌアツだが、4月にも別の火山が噴火し住民はかなり火山を恐れている。マルム火山の火口という立入禁止な場所にキャンプを張り、待つこと1週間。今回の企画のために特別に用意されたドローンカメラがとらえた世界初? の衝撃映像がオンエアされる。