2年前の東宝シンデレラオーディションでグランプリを獲得した福本莉子(17)が14日、初出演、初主演の舞台「魔女の宅急便」(15~24日、東京・新国立劇場中劇場)の公開稽古を行った。

 主人公の魔女キキを演じる福本は「最初は不安が大きかったんですが、皆さん優しくて現場が楽しい。今は初日を迎えるのが本当に楽しみです」。ほうきに乗って高さ3・6メートルのフライングシーンにも挑戦する。「ジェットコースターが好きなので、怖さはないです」と、度胸を見せた。

 キキと交流を深める少年トンボは関西ジャニーズJr.の大西流星(16)が演じる。福本と同じ関西出身ということで、稽古場でも関西弁で話しているという。しかし大西は「莉子ちゃん、だんだん標準語になってきた。東京に染まってきたなあ…」とぽつり。福本は「そんなことないです。大阪も忘れてないです」と苦笑いだった。

 サッカーW杯が始まることについて、サッカー解説者中山雅史氏(50)の妻である生田智子(51)は「こちらのワールドカップで頑張ります」と意気込んでいた。

 ほかに横山だいすけ、お笑いコンビ、ライセンスの藤原一裕、白羽ゆりが出演。7月4、5は大阪公演。