歌舞伎俳優の市川海老蔵(40)が、小林麻央さんが亡くなってから間もなく1年になる中、悲しみを吐露した長男勸玄くんに対し、「私は何も言えなかった」と辛い胸中を明かした。

 海老蔵は20日、ブログを更新。電気のついていない玄関に裸足で立っていた勸玄くんを「汚いよ」と注意したところ、普段であればすぐに「ハイ!」と返事をして自分のところに来る息子が、この日は様子が違っていたという。

 「階段の隅っこで体操座りのようにうずくまっていた」という勸玄くんに何度か声を掛けるも返事がなく、「5歳の子の哀愁ある背中から私はいつもと違う何かを感じて もう一度どうしたの?と尋ねると倅は 悲しいの、と ママが天国へ行って悲しいの」という息子の言葉に「私は何も言えなかった」とつづった。

 昨年6月22日に麻央さんが亡くなったときの勸玄くんの様子を思い出し、「丁度一年前 麻央がベットの上で息を引き取った時の勸玄が私の脳裏にはっきりとフラッシュバックした 息のないママの周りを触れたり 撫でたり あまり意味がわからずにぐるぐると回っていた4歳の倅 そうか、一年という時間が経ち ママにもう会えないこと はっきりとわかりだしたのだな」と息子の胸中を推察。「私はそっとその小さな背中を包むしかできなかった、、、」とつづった。