TBS系ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(火曜午後10時)が26日、最終回を迎えた。そのラストで、杉咲花(20)演じる主人公の江戸川音とKing & Prince平野紫耀(21)演じる神楽木晴が、互いに「それから」を言い合ったまま全11話の放送が終わった。「それから」の先の展開、結論を描かないまま、終わってしまったことを受けて、インターネット上では「続編か?」、「映画決定も同然か?」、「モヤモヤする」など、期待と困惑の声が相次いでいる。

 最終回では、音をめぐり晴と中川大志(20)演じる音の婚約者・馳天馬が戦い、晴が奇跡的に勝利した。その後、音は自宅で天馬から「音を変えたのは僕じゃなくて神楽木だった」、「もう終わりにしよう、音」などと言われて別れを切り出され、「行ってこい」と促されて晴の元に走っていく。

 その後、音と晴が互いのもとに向かう中、2人の回想シーンが流れ、「あいつに会ったら言おう。大好きだって」と2人が言った後、音が5回、晴が4回「それから」と言ってドラマは終わった。

 インターネット上では、はっきり結論が見えなかった終わり方について、前作の05年「花より男子」の続編として07年に同系で放送された「-2(リターンズ)」にちなみ「リターンズの布石か?」、「特番?」との声や「大きなスクリーンで見たい」と映画化を期待する声、「もうロスになった」などの声があった。一方で「モヤモヤする」、「眠れない」、「意味が分からなくてロスにもなれない」など批判的な声もあった。

 ツイッターのハッシュタグ「#花晴れ」は26日午後11時半現在、11万2166ツイートでツイート数世界5位、日本1位になった一方で「#終わり方」も4万1048ツイートで日本で4位になるなど、エンディングとその先に関する議論が沸騰している。