南海キャンディーズの山里亮太(41)が、著書の販促のため自ら書店をめぐり飛び込みで営業していることを明かした。

 山里が火曜レギュラーを務める10日放送のラジオ番組「たまむすび」では、先月発売された著書「天才はあきらめた」(朝日新聞出版)の話に。山里はこれまで自著が販売されているネット通販サイトを紹介するなどしてPRしていたが、自身の冠ラジオ番組のリスナーである書店員から「書店も頑張ってるんですよ」というメッセージを受け取ったことから、「じゃあせっかくだからそのリスナーさんのところにあいさつに行こう」と思い立ち、実際にその書店を訪れたという。

 事前の連絡なしに訪れるとリスナーの店員は不在だったが、ほかの店員に事情を説明して「自分で言うのは何なんですけど、サインを書かせてもらっていいですか」と自ら切り出し、持参した色紙とペンでサインを書いたという。

 そのほかにも何店舗かめぐったそうで「やってみたら、めちゃくちゃいいもんよ。店に行って(著書が)無いってなると、『すみません、仕入れるのが少なかったです。ちょっと注文多くやっておきます。大々的にボンとやります』っていう会話が結構、当然のように繰り広げられて……」と飛び込み営業の成果があったことを明かし、「平積みってめっちゃ大事なんだなってわかった。サインも飾ってくれるから見つけやすい。ありがたいですよ」と感謝した。