女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の11日に放送された第87話の平均視聴率が22・1%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高視聴率は、大阪の地震の影響により放送が一日延びた6月19日の第67話と鈴愛が秋風塾を辞め新展開となった82話の23・2%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、涼次(間宮祥太朗)の大納言でのアルバイトが最終日となったが、空模様はあいにくの雨。近くの学校の運動会も中止となり、お店も閑散としていた。閉店を迎え、鈴愛と涼次は店裏で打ち上げを行い、ビールを飲んだり、涼次がギターで弾き語りをしたりして楽しい時間を過ごした。帰り際、涼次と鈴愛は片方の耳で聞こえる雨の降る音の話題から、涼次は傘をささずに「雨の中、立てば両方雨降ります。一緒に踊りませんか」と言い、店先でダンスを踊った。そして涼次は、鈴愛を抱き寄せ耳元で「好きです。鈴愛さん」と告白した、という内容だった。