今月17日スタートのフジ系ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(火曜午後9時)に主演する女優吉岡里帆(25)が13日、大阪市北区のカンテレ敷地内で、トークイベントを行った。

 吉岡は新人ケースワーカーにふんし、生活保護の現場を舞台に、戸惑いながらも成長していく様を描く。先輩ケースワーカー役で出演する吉本新喜劇の内場勝則(57)と共演しており、イベント後、取材会に臨んだ吉岡は、京都出身らしく“新喜劇愛”を語った。

 吉岡は、新喜劇を「めっちゃ見てました」と言い「めちゃめちゃ、大好きです」。あこがれの人との共演に「内場さんは関西人にとって、スターなので、夢みたい」などと喜んだ。

 新喜劇メンバーでは、内場夫人の未知やすえ(54)がごひいき。「新喜劇のギャグは、こけていながら『あ~、危なかった』って言ったり、こけているのにこけていない前向きさがいい」と語る。

 役作りについては、収録前に、同世代で同じ女性のケースワーカーに会い、仕事を学んだそうで「実際の現場は不正受給、本当に必要な人に(保護が)行き渡らないなど、賛否があり、すごく大変だと思いました」。ただ、同世代女性の奮闘を知り「刺激も感銘も受けました」と話していた。