土屋太鳳(23)主演のTBS系連続ドラマ「チア☆ダン」(金曜午後10時)の初回が13日に放送され、平均視聴率が8・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが17日、分かった。

 同ドラマは、17年に広瀬すず主演で大ヒットした映画「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」のドラマ化作品で、映画の9年後が描かれるオリジナルストーリー。

 昨年から、他の出演者たちとチアダンスの練習をしているという土屋は、「本当に難しいです」というが、「全員で踊るのって、すごく自分たちにもパワーをもらえるんです」と手応えを感じている様子だ。さらに、「今は、(ダンスを)そろえていかなきゃいけないというのもあって、楽しんでいる余裕はあまりないのですが(笑)、楽しむという気持ちがあった上で、練習もやっていけたらいいなと思います」と意気込んでいる。

 初回の内容は、幼い頃に福井中央高校のチアダンス部「JETS」が全米大会で初優勝した演技を見て、チアダンスに憧れていた主人公の藤谷わかば(土屋太鳳)は、いつしかチアダンスさえも諦めるようになっていた、わかばは福井中央高校の受験に失敗。勉強も運動も中途半端な隣町の福井西高校に入学し、弱小チアリーダー部で運動部を応援するだけの高校生活を過ごしていた。

 高校生活も2年目になったある夏の日、わかばは東京から来た転校生・桐生汐里(石井杏奈)に突然、「私とチアダンスをしよう」という思いがけない言葉をかけられ、一緒にチアダンス部設立へと動くことに。そこで部員集めを始める。

 一方、福井西高校に新しく赴任してきた教師・漆戸太郎(オダギリジョー)。太郎は前任校で起きたある出来事がきっかけで教師として挫折し、しばらく休職していたが、福井西高校の校長である蒲生駒子(阿川佐和子)に声をかけられ、教職に復職することに。不安と焦りでさえない顔をしている太郎に駒子はある提案をする--。