1987年(昭62)に52歳で亡くなった石原裕次郎さんの命日である17日、横浜・鶴見の総持寺で法要が営まれ、妻で石原プロモーション会長の石原まき子さんをはじめ、舘ひろし(68)神田正輝(67)ら所属俳優らが参列した。

 まき子さんは、暑い中集まった多くのファンに「追悼される裕次郎という人は、本当に夏が大好きなので、本当に喜んでいると思います。毎年、毎年、裕次郎の伝説を思いながら集まっていただいているということは、裕次郎は世界一、宇宙一幸せな者だと思っております」と感謝した。

 西日本豪雨の被災地にも思いをはせ「西日本のつらさも思いますと、切ない思いがいたします。早く立ち直ってくださればと、石原プロ一同、本当に祈っております」と話した。

 舘、神田もあいさつに立った。短髪にした舘にファンから「役作りですか?」と声が掛かった。すると神田が「舘さんは、浮気がばれて丸めてます」と応じて笑わせた。神田は「30年を超えて、石原さんのもとで会えること、幸せだと思っています」と、あらためてファンに感謝を伝えた。

 金児憲史(39)はこの日、裕次郎さんの名曲「夜霧よ今夜も有難う」で歌手デビューした。ファンからは「買いました!」「上手!」などと声が掛かっていた。

 徳重聡(39)池田努(39)宮下裕治(43)神田穣(22)岩永ジョーイ(24)増本尚(18)らも参列した。