お笑いタレント劇団ひとり(41)が、新幹線などの座席の倒し方をめぐる論争を受けて解決策を提案したが、過去にダウンタウンの松本人志や脚本家の三谷幸喜氏が提案したものと同じ案だと指摘を受け、「これ見よがしに名案面した自分が恥ずかしいです」と自虐した。

 新幹線や飛行機などのリクライニングシートをめぐっては、どこまで倒しても良いか、といったことや、倒す際に声をかけるべきか、など、ネット上でたびたび議論が繰り返されてきた。今回、ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏がツイッターで、新幹線グリーン車で前の座席の乗客が声かけしてきたことを非難し、賛否を呼んでいる。

 この議論に劇団ひとりも加わり、17日にツイッターで「新幹線のリクライニング。最初から全席倒しておいて、起こしたい人だけ起こす、ってことにすれば皆が気を使わなくていいと思う」と提案。賛同する声が多数寄せられたが、松本や三谷氏がすでに提案したものと同じだと指摘され、「同じ事を松本さんや三谷さんが過去に言ってる上に、なんなら高速バスで採用してる所もあるですって。これ見よがしに名案面した自分が恥ずかしいです」と反省した。

 それでも女優菜々緒は、「初めてこの名案を見た私はトキメキました」とフォロー。品川庄司の品川祐も「思いついたことがスゴイと思う。しかも松本さんや、三谷さんと同じ発想。さすが天才芸人」と持ち上げた。