米歌手テイラー・スウィフト(28)が、名作ミュージカル「キャッツ」の映画化作品に出演することが明らかになった。

 アカデミー賞を受賞した「英国王のスピーチ」(10年)や「レ・ミゼラブル」(12年)などで知られるトム・フーバー監督がメガホンをとり、今秋に英国でクランクインする予定。スウィフトに加え、映画「ドリームガールズ」でアカデミー賞助演女優賞を受賞した歌手で女優のジェニファー・ハドソンや「ピーターラビット」で主題歌と声優を担当した英俳優ジェームズ・コーデンら「ロード・オブ・ザ・リング」などで知られる俳優イラン・マッケランら豪華な俳優が出演するという。

 都会のごみ捨て場を舞台に人間に飼いならされることを拒否する個性的な猫たちが歌と踊りを繰り広げる「キャッツ」は、アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲を手掛けた世界で興行が最も成功したミュージカル。1981年にロンドンで初演されて以来、世界各国で驚異的なロングランとなっている。スウィフトの役柄は明らかにされていないが、猫好きのスウィフトがどのような猫を演じるのか期待される。(ロサンゼルス=千歳香奈子)