日本最大級の野外フリーコンサート「MEET THE WORLD BEAT 2018」(ミート・ザ・ワールド・ビート)が22日、大阪・吹田市の万博記念公園で行われ、抽選で無料招待されたリスナー約1万4000人が、竹原ピストルらの熱唱に酔いしれた。

 ライブは午前中から気温34度を超える夏空の下で開幕。8組目に初出場したダンス&ボーカルグループの「GENERATIONS from EXILE TRIBE」は、ヒット曲『AGEHA』を皮切りに、9曲を熱唱した。曲の合間に「暑いので水分摂りながら楽しんでいきましょう」と観客を気遣った。『Y.M.C.A.』では、炎天下で全力で踊る7人の気迫に応えるように、会場もタオルを回して盛り上がった。

 初登場のナオト・インティライミは新曲「ハイビスカス」を含む5曲を演奏。「デビュー前からFM802さんには番組やフットサルに呼んでもらったり。いつかこのフェスに出たいと思っていて、今日念願がかないました。お祭り男として、全力で盛り上げていきます。もう平成も終わるね。平成最後の夏の思い出を作ろう」と元気いっぱいのパフォーマンスをみせた。

 ライブの大トリを務めたHYは02年以来の登場で「モノクロ」など5曲を披露。「16年前、僕たちが19歳のとき出演させてもらった。いまトリを取らせてもらって、歴史を感じるんですよ」と振り返った。そのままステージに、先に出番を終えていた清水翔太を呼び込み、代表曲『366日』をセッション。「今日は特別な日だからね」と感慨深げに歌い上げた。

 アンコールセッションでは、出演11組がステージに並んでHYのヒット曲「AM11:00」を披露して幕を閉じた。

 コンサートは30周年を迎える大阪のラジオ局FM802が90年以降、毎夏主催する恒例イベント。他の出演は、あいみょん、阿部真央、sumika、松室政哉、Mrs. GREEN APPLE、Leola。

 この日の模様は8月11日午後6時からFM802の特別番組でオンエアされる。