NEWS加藤シゲアキ(31)主演の日本テレビ系連続ドラマ「ゼロ 一攫千金ゲーム」(日曜午後10時30分)の5日第4話視聴率が6・1%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 初回視聴率は、7・1%、第2話6・7%、第3話は6・3%だった。

 同作は「カイジ」「アカギ」などを生み出した漫画家福本伸行氏の「賭博覇王伝 零」が原作。コミック発行部数は、300万部を誇る人気作のドラマ化だ。建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、若者たちが賞金1000億円のために命がけのサバイバルゲームを展開。その中で互いに助け合い、真の友情を築き上げていく物語だ。

 加藤のゴールデン・プライム帯主演は、今回が初めて。町の進学塾で教壇に立つ非正規教員でありながら、名乗らずに人を助ける「義賊」でもある主人公・宇海零(ゼロ)を演じる。ドリームキングダムを主宰する資産家の在全無量を梅沢富美男(67)、幹部の後藤峰子を小池栄子(37)が演じる。サバイバルゲームに挑戦する末崎セイギを間宮祥太郎(25)、義賊の真鍋チカラを加藤諒(28)、ゼロをしのぐ頭脳を持つミステリアスな中学生標(しるべ)を佐藤龍我(15)が演じる。

 第4話は、3人1組で「迷宮トライアングル」ゲームに挑戦する。ゼロは、末崎セイギ、さくら(ケンドーコバヤシ)兄弟とのチームで挑むことになった。

 正体不明の建物の中、三角形の部屋に進む3人。何も知らされないまま、サイコロを振り、出目が最も小さいゼロが柱に拘束される。ゼロが拘束された柱は、せり上がった筒に囲まれ、閉じ込められる。そこで、「部屋はすべて同じ。君たちは何?」の問題が出された。25の選択肢の中に正解が一つあるが、解答のチャンスは1回。しかも、筒には水が注入される。解答リミットは30分だが、25分でゼロは窒息死するという仕組みだった。

 複数参加チームのいずれかが正解すれば注水は止まるが、他の部屋では標、チカラが拘束されていた。

 ゼロは、仲の悪い兄弟に翻弄(ほんろう)されながらも正解にたどり着くヒントをつかむ、という内容だった。